2015年06月14日 16:07
スピナーは河川であればクロスで打って扇形にドリフトしながら巻いてくる。また湖沼や海であればブレードが回り出す最低のスピードでただ巻きをメインに攻める手法が、基本的な攻略法です。しかし、魚がスピナーの後ろについているだけで食わない時などは、トゥイッチと言うか何かしらのアクションを入れると魚のスイッチが入る瞬間があることは確かです。例えば北海道では食い気が少なく、ほとんど口を使わない状況下のカラフトマスを攻略する場合があります。そのような場合でもスピナーを「ス~ッ」とスローで巻いてきて、「トンッ」という感じで上にリフトしてみる。そのようなアクションの直後に「フッ」とフリーでスピナーを落としてやると食いつくというシーンがあります。ただ巻きが主流なのは事実ですが、時と場合に応じてアクションを加えてあげる。口を使いにくい魚に対して色々とテストできるという意味で、まだ発展の余地を残したルアーなのかもしれません。