2015年05月09日 11:00
左右に振るようなウォブリングに対し、ローリングアクションはボディが「左右に倒れる(回る)ような動き」と言えます。ヤマメなどはファイト時に、よくラインを体に巻きつけるように動きますが、このようなファイトがローリングと呼ばれるのと同じ意味です。現在、渓流でよく使用されている「ヒラ打ち系」はローリング系ミノーの代表格です。アップストリームのアップテンポな釣りが効果的ですが、それだけでなくダウンストリームでも魚によくアピールするため人気が出ています。さらに、付け加えると「ウォブロール」と呼ばれるアクションもあります。これはウォブリングとローリングの中間的な動きの質であり、適度に振れ、適度に回るという特徴があります。ほとんどのミノーはウォブロールの要素を持っており、汎用性が高いために非常に使いやすいと言えます。
ローリングアクション / デュオ・リュウキ