2015年05月09日 13:28
まずミノーのボディがきれいに左右に倒れ、起きることを続ける。このような規則正しいヒラ打ちは魚のスイッチが入りやすく、釣果につながると考えています。実はヒラ打ちはミノーが釣り人側から遠ければ遠いほど起こしやすく、手前に来るほどラインに「たるみ」が少なくなるためミノーを倒すのが難しくなるものです。ヒラ打ちのリズムが崩れた時、チェイスの最中にルアーにだけ意識を向けていた魚が釣り人に気づいてしまう、ということはよくあります。どんな距離であっても規則正しいヒラ打ちを演出できる。この技術が身につけば、ミノーをしっかり長くチェイスさせ手前で食わせることができると思います。また、ヒラ打ちの質はミノーによって異なります。フラットボディのヒラ打ち系と呼ばれるミノーでも、タイプによってヒラの大きなもの、ヒラのキメが細かいもの、と微妙な差が生じます。フィールドに通い込み、かつミノーを使い込んでいく中で、その変化を利用して釣果をあげていくのも楽しみのひとつです。