ミノーのスナッグレス効果とは?

bobby

2015年05月10日 08:07

ボサなど「ストラクチャー」と呼ばれる様々な障害物を微妙に避けながらキャストすることが渓流のミノーではとても大事なのですが、ルーアー自体に根掛かりを回避する機能を持たせることができます。これがスナッグレス効果です。それは採用するフックをシングルフックにする、ミノーの形状を引っ掛かりにくいものにするということで工夫しています。例えばアレキサンドラは泳ぎ、魚を誘う能力、そういう面を重視して開発したミノーですが、結果としてミノーのボディを薄くすることでファットなミノーよりも根掛かりしにくいものになっている。このような効果はスプーンにも当てはまり、下に藻があるようなポイントでもミノーとは違ってフックが下に向いていないので、スプーンはスナッグレス効果が高いルアーなんです。シングル&ローリンングフックを採用したミノーは、障害物を回避する能力を高めながら、魚の捻るような動きにも対応しバラシを可能な限り軽減したミノーと言えます。


アングラーズリパブリック・アレキサンドラ





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