2015年05月10日 10:57
小渓流にしろ、本流の中に点在する小さなスポットにしろ、やはり勝負は一投目で決まることが多いです。逆に言えば一投ミスしただけでポイントを台なしにしかねない、ということです。そういった場所を釣る場合、まず自分が重要視しているのはルアーのキャスト性能です。テイルからスッと飛んでくれて、お尻からストンと着水してくれるのが理想です。飛行姿勢が悪く、空中でブレてしまうミノーは着水点のコントロールもしづらいうえ、バッタ(ラインが絡んだ状態)になりやすいです。またアクションは動きが大きすぎないものがいいと考えています。動きの細かなミノーで移動距離を抑えつつ、なるべく長時間ルアーをポイントに留めることが大切です。それで何投かしてみて、反応がないようなら少し下のレンジを探れるミノーにしたり、反応はするんだけどあと少しのところでUターンしてしまう場合は、ディープダイバーやシャッド系のミノーで移動距離を抑えて焦らしながら攻めるのも効果的です。