ひとつのポイントをどのように攻めれば良いのか?
これはポイントの規模によるところが大きいと思います。まずカタの部分を狙って魚を釣る、もしくはひとつ下のポイントにカタの魚を落とすことで、淵のトップの部分に入っている魚を驚かさない。これがセオリーとされています。しかし、ポイントの規模や形状によっては、その1キャストによってカタの少し上流側に着いている魚が一気に上流側へと走ってしまうケースもあります。いい魚を狙うとなれば、淵頭の部分にロングキャストで一発で入れるのがベターです。そこから、さらに立ち位置を上流側に移動し、淵の部分をレーンを変えながら攻め直します。ただ、しつこいかもしれませんが、キャストは状況によって異なるものです。淵と呼ばれるポイントでも淵全体の流れにパワーがある「流れの押しが強い」場合、また、釣り人が4、5日くらい入っていない渓流と思われる場合、魚のプレッシャーが少しリセットされ、魚の状態がフレッシュに近い状態になります。そういった場合、カタの部分に驚くような大型が着いていることもよくあります。そのような時はとくに不用意に近づかず、カタから攻めるのが重要になるのではないでしょうか。
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