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マヅメを攻めるのは大事なことなのか?

釣り人や鳥類などによるプレッシャーと共に、魚の活性は水温や美干支の動きと密接に関わっていると思います。とくに暗い時間帯である朝夕マヅメはプレッシャーと水温が下がる傾向にありますので、盛期の渓流魚たちは高活性になる。確かに狙い目です。ただ、渓流の規模によってマヅメの有効性は考えなくてはなりません。細渓流や山岳渓流の場合、「川通し」で釣り上がるため、先行者が入ってしまうとプレッシャーが大きくかかってしまい、時間帯の如何を問わず釣果が出にくくなります。またエサやフライと比較してアクションによる「アピール」で釣るルアーは、日中でもそこそこは魚の反応を見ることができます。そこで、規模の小さい渓流域ではマヅメよりも人為的プレッシャーを避けることが優先になるでしょう。開けた渓相の渓流や本流は水温によるインパクトを受けやすいので、活性の高い朝マヅメを狙うのは非常に有効です。上流域よりもベイトフィッシュが多く、また朝にはベイトフィッシュも盛んに動くため、はずせない時間帯なのです。しかし、遡上魚のサクラマスや放流魚のニジマスが対象魚になる場合は、マヅメだけが有効とも言い切れません。トラウトフィッシングは奥が深いです。ルアーフィッシングはまず魚に気づいてもらうところから始まるため、ミノーを暴れさせるアクションはよく使われますが、マヅメはベイトフィッシュが泳ぐ様を演出するようにナチュラルに攻めることがベターです。また、ヤマメは水生昆虫を捕食することの多い魚ですので、とくに夕マヅメは圧倒的にフライに分があります。フライよりも顕著にシルエットの大きいルアーフィッシングは、とくに朝マヅメを大事にすると良いでしょう。





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