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渓流リールには軽量性が重要なのか?

渓流リールには軽量性は重要です。ハンドルを別売のカーボンハンドルに変えて元々軽いリールをさらに軽くして使っているほど軽量にこだわる方もいらっしゃいます。

やはり、渓流という場所は一日中同じ場所で釣るわけではないですし、ましてや置き竿で釣るわけでもありません。何度もキャストし何度もハンドルを巻く釣りだからこそ、軽さが重要だと思います。

とくにミノーイングではトゥイッチやショートジャークを多用するもの。朝から夕方まで同じ動作を繰り返しますが、さすがに夕方にはもう腕がパンパンです。重たいリールでは腕の負担も大きくなりますし、何より軽快なトゥイッチが出来なくなってしまいます。集中力もなくなり、不意の大物をバラす原因の一つになりかねません。渓流リールの軽量性は着目すべきポイントとなるでしょう。

  


リールのドラグ性能は重要なのか?

渓流では4Lb前後の軽いラインを使います。糸は水を吸収したり、石や木に擦れたりして常に劣化していきます。多くの方はスナップを使いますので、ルアー交換の際もラインを切ることはそう何回もありません。ラインチェックをし、ざらつきや違和感を感じた時にはカットします。

細いラインの使用中、不意の大物が掛かった際に重要になるのがドラグ性能です。ドラグ性能が良ければ良いほど、魚が暴れたり、流れ乗った時のラインの出方がスムーズになります。この時、ドラグ性能が悪いリールだと、いくらドラグ設定をしていてもその力以上の力で引き出してあげないと糸が出ないのです。

魚のヒット時の距離が人と近いほど、この効果がハッキリとでます。遠くで魚が掛かった時はラインがパワーを吸収してくれますし、竿もパワーを吸収してくれますので魚とのやりとりの中でのラインブレイクは少なくなります。しかし、近くで魚が掛かって暴れたり走られた場合、急激にラインに負荷がかかるため、ラインブレイクの危険性が高くなります。そんな時でもキッチリと糸を出してくれるドラグ性能のよいリールが役に立つのです。

  


ハイギア、ノーマルギアのメリット、デメリットとは?

ハイギアのメリットは、糸フケの回収が早く行えるということ。遠投するほど糸フケは出てしまうものです。渓流釣りは、流れがある中でルアーが着水してから動き出すまでの時間をいかに短くするかが重要です。キャスト後にモタモタしているとポイントを通過してしまいますし、最悪の場合ハンドルを巻く前に根掛かりを起こします。ハイギアはハンドル一回転で糸を巻く長さが多いわけですから、ノーマルギアより早く糸フケを回収でき、かつルアーの動き出しも早くできます。デメリットは小さなポイントでのルアー操作が少し難しいという点。ハンドル一回転での糸巻き量が多いため小場所ではハンドル一回転でルアーがポイントから出てしまいます。他にはスプーンなどをデッドスローでリトリーブしようとする時も少し難しくなります。また、ノーマルギアに比べてハンドルの巻き始めが重たくなるところ。

ノーマルギアのメリットはやはり小さなポイントでのルアーの動きに変化をつけやすいとこではないでしょうか。ハンドル一回転での巻き取り量がそんなに多くはないため、ルアーの移動距離が少なく安定したアクションをつけられます。デメリットは、やはりアップでの釣りでの操作が難しいということです。流れがある中で流れと一緒か、それ以上の速さでリトリーブしないとルアーは動きません。ハンドル一回転での巻き取り量がそれほど多くない分、早く巻かなければならないこともあります。

  


渓流ではどの番手のリールが最適か?

ダイワでは1003番から2004番、シマノなら1000番からC2000S番が渓流向きです。さらにこの中から細かく分けていくと、シビアなフィールドで3lb以下のラインを巻く場合、源流・細渓流に行く時などは1003番や1000番を使います。それより川幅の広い渓流では2004番とC2000S番が主流となっています。

この番手はダイワ・シマノ共に渓流釣りで一番よく使うナイロン4lb/100mの糸巻き量となっており、渓流でメインとなる5ft台の竿にマッチするモデルと言えるでしょう。ダイワのリール(例:イグジスト)はハンドルの巻き始めが軽いのが特徴です。またシマノのリール(例:ステラ)はハンドルを巻き始めると、ずっと回転し続けるような滑らかさが特徴。それぞれにメリットがありますので、好みのものを選んで欲しいと思います。