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トラウトロッドとラインの関係性は?

現在のトラウトロッドはナイロンラインの使用を前提に作っていると思います。そういった設計のロッドでPEラインを使用した時、とくに近距離でのヒットはアタリを弾いてしまうことがあります。PE専用設計のロッドも出ていますが、ガイド対応ということが多くブランクから純粋に作り込んでいるメーカーは少ないように気がします。

PEを使用してアタリを確実にとるためには、軟らかめのロッドを選ぶことを重要と考えています。ただし、ロッドを使い倒し、特性を知り抜いたうえでPEに適度なアクションを入れられるようになれば問題はないかもしれません。

  


水温計は持ち歩くべきか?

水温計はトラウトの活性を計るために必要不可欠です。最近では水に本体を入れずに水温を計ることができる放射温度計も出てきましたが、水銀で計測するタイプの方が時間はかかりますが正確な気がしています。放射温度計は3回計測した平均を参考にし、水銀タイプの場合は準備を始める前に川に沈めるという手段があります。

  


プライヤーとフォーセップの選び方は?

渓流ではフォーセップを使い方が多いです。理由は取り外しが簡単だから。プライヤーでも問題ないのですが、ケースから取り出す手間もあるので、主に本流や湖などの釣りで使用します。

扱いやすいフォーセップの基準があります。ひとつは先端がカーブしているもので、ストレートタイプより魚のフックを外しやすいです。そして、もうひとつは閉じる時に掛けるカギ部分が3段階あるもの。フォーセップを閉じる時に手元は見ないものですので、3段階あればカチカチカチと、どこかで必ずしっかり閉じてくれる。これがひとつしかないと、閉じられないこともあります。

  


ウォブリングとはどんなアクションなのか?

基本的にミノーのウォブリングとは、リップとボディに水を受けることによって「規則正しくテイルを振るアクションを意味します。バスやエリアフィッシングのミノーでよく見られるクランクベイトなどは、その顕著な例です。よくルアーメーカーのカタログやホームページなどでは
、複合した言葉が用いられます。これはミノーの左右への振り幅が大きいか小さいか、を意味していると考えてもいいでしょう。ウォブリングアクションをベースにしたミノーはリーリング時に、手元にプルプルというリアルな感覚が伝わり、かつスローな攻めも可能なルアーです。

D-3 カスタムルアーズ ダリア

ウォブリングアクション / D-3 カスタムルアーズ・ダリア



  


ローリングとはどんなアクションなのか?

左右に振るようなウォブリングに対し、ローリングアクションはボディが「左右に倒れる(回る)ような動き」と言えます。ヤマメなどはファイト時に、よくラインを体に巻きつけるように動きますが、このようなファイトがローリングと呼ばれるのと同じ意味です。現在、渓流でよく使用されている「ヒラ打ち系」はローリング系ミノーの代表格です。アップストリームのアップテンポな釣りが効果的ですが、それだけでなくダウンストリームでも魚によくアピールするため人気が出ています。さらに、付け加えると「ウォブロール」と呼ばれるアクションもあります。これはウォブリングとローリングの中間的な動きの質であり、適度に振れ、適度に回るという特徴があります。ほとんどのミノーはウォブロールの要素を持っており、汎用性が高いために非常に使いやすいと言えます。

デュオ・リュウキ

ローリングアクション / デュオ・リュウキ




  


魚の種類ごとに好きなアクションがあるのか?

これだ、という回答は非常に難しいですが、広い意味ではウォブリングミノーは振れからくる「波動」で、ローリングミノーはヒラ打ちによる「フラッシング」で魚にアピールしていると考えられます。波動で訴えるウォブリングミノーは雪代水など視覚の効きにくい濁ったコンディションでも効果があります。フラッシングの強いローリング系は、クリアな水の中で反射を続けることで魚の闘争心を煽るような効果を持っているいるとも考えられます。

渓流魚のバイトスピードはヤマメ→イワナ→ニジマスの順になる傾向があります。おおまかには、ヤマメはローリングミノーによる速い釣り、イワナはウォブンロールミノーによる緩急をつけた釣り、ニジマスはウォブリングミノーによる遅めの釣りが有効と言えるでしょう。しかし、季節や活性、水の状況によって魚のミノーへの反応はケースバイケース。「このミノーは○●タイプだから・・・」というのではなく、魚とミノーの動きをマッチングしていけるように釣りをするのがベストです。

  


ヘビーシンキングミノーの特徴は?

同じポイントで粘って釣るよりも、ラン&ガンでスピーディーに釣り歩きたい。そんな釣りにうってつけなのがヘビーシンキングミノーなのではないでしょうか。重量があるため手返しが早く、軽快にそしてスピーディーに釣りを展開できるからです。また、ヘビーシンキングミノーは使い方の切り口が多いことも魅力です。アップやアップクロスで投げ、ボトム付近を転がすように釣ることはもちろん、普通のフローティングミノーのようにトゥイッチを入れ続けるマシンガントゥイッチの釣りにも使えます。さらにダウンの釣りにも向いており、余程のことがない限り流れの中から飛び出させることなく使えるのが嬉しいところ。ルアーのウエイトが重たい分、フローティングのミノーとは比較にならないほどよく飛びます。そのため大場所や長いトロ瀬での出番も多く、警戒心を与えないように距離をおいて狙う、ロングディスタンスでの釣りにも向いてる、また、落ち込みの脇に落とし込んでの縦方向にアピールさせるピンスポットの釣りも得意としています。流れに強く、幅広いレンジを攻略でき、キャスタビリティに優れる。三拍子揃ったミノープラグとして、現在、トラウトシーンで多様されているのもよく理解できます。


バスデイ・ボトムトゥイッチャー

ヘビーシンキングミノー / バスデイ・ボトムトゥイッチャー




  


フローティングミノーの特徴は?

フローティングミノーの最大の魅力は、小気味のよいウォブリングとそのピッチの回数の多さにあります。ヘビーシンキングミノーと同じ距離をトレースして比較すると、ウォブリングのピッチの回数がフローティングの方が1~2割は多く左右に首を振って泳いでくれます。これにより、ヘビーシンキングが苦手としている超スロースピードの釣りでも真価を発揮できるわけです。さらにトゥイッチを入れた時の動きやキレ、そしてレスポンスのよさにおいてもフローティングミノーの方が優れており使いやすい。大雑把な感覚として、動かさないと動かないヘビーシンキング、簡単に動いてくれるフローティングミノーといったところです。そのほかに「浮く」というフローティングミノーの特性を活かし、上流側から流れに乗せて下流へと送り込み、巻きながら効果的にアピールする釣りはフローティングミノーにしかできない技と言えるでしょう。


バスデイ・シュガーミノー

フローティングミノー / バスデイ・シュガーミノー



  


スリムミノーの特徴は?

スリムミノーはその形状やシルエットから、とくにベイトとなる小魚に似せて作られたミノーです。性能を優先して作られているミノーたちと比較すると、当然のことながら性能においては見劣りしてしまうことは否めません。しかし、その外観は当然のことながらスリムミノーの方がリアルにできていることが多いのです。これらのスリムミノーを使う場面は、流れのある渓流よりは流れのない止水域で使用するケースが多くなるでしょう。とくに、止水域でワカサギの産卵を意識した魚たちを狙う場合に有効だと感じています。これらのミノーを岸際で瀕死のワカサギをイメージしながらゆっくりとヨタヨタと動かしたり、止めたり、軽くトゥイッチを入れたりなどして使うのがベストです。しかし、もちろん本流などでもベイトフィッシュが多く、かつ流れの少ないポイントでは効果を発揮してくれるタイプのミノーです。


バスデイ・シュガーミノースリム

スリムミノー / バスデイ・シュガーミノースリム



  


ディープダイバーの特徴は?

ヘビーシンキングミノーやスプーンは、沈下させることでボトムレンジを攻略できる優れたルアーです。それに対し、ディープダイバーは主にリーリングによって潜らせ、深いレンジを探るタイプのルアーと言えます。ディープ特有のロングリップに水流を強く当てることで水をつかみ、潜らせていくのです。このリップが特長となります。ヘビーシンキングやスプーンはロッドワークを入れると、どうしても浮き上がる傾向があります。しかし、ディープダイバーはリップが水をつかむため、浮き上がりを極力抑えることができるのです。ピンスポットで上下の動きを入れ魚に反応させるのが得意なのがシンキングミノーだとすれば、浮き上がりにくく定点で長時間アピールできるのがディープダイバーと言えるでしょう。リップの大きさゆえに「暴れる」ような動きも得意としていますから、定点から動きにくいニジマスやイワナにはとても効果的なミノーです。また堰堤など足場の高い所から攻める際も、ディープダイバーは使いやすいです。

アムズデザイン・スカリディープ

ディープダイバー / アムズデザイン・スカリディープ